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2023/01/11 16:21
この間、【戦国武将名言付箋セット】という商品をショップに追加したのですが、その名言の意味が伝わりにくいかもしれないと思い、こちらでその補足をしたいと思います。
【毛利元就】
一年の計は春にあり
一月の計は朔(ついたち)にあり
一日の計は鶏鳴(一番鶏が鳴く早朝)にあり
これはいわゆる、「1年の計は元旦にあり」の元ネタです。
現代語にすると「元旦、月初めの日、その日の早朝に計画を立て、元旦、月初めの日、その日の早朝から行動に移すべき」といったところでしょうか。
【上杉謙信】
運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり
上杉謙信の有名な言葉で続きもあるのですが、今回は有名なこの部分だけを取り上げます。
意味は、「そもそも、運は天上が決めること。自分ではどうすることもできない。でも鎧を胸に着るように、自分の身を守ることは、自身の能力や心や日々の準備でできる。手柄も天に与えられる物ではなく,自力で勝ち取ることもできる。」
【伊達政宗】
曇りなき心の月をさき立てて 浮世の闇を照らしてぞ行く
これは伊達政宗の辞世の句とされています。
意味は、「曇りのない月のような心の光だけを頼りに、真っ暗で先の見えない乱世を生き抜いた」といったところでしょうか。
【徳川家康】
及ばざるは過ぎたるより勝れり
徳川家康の遺訓で、本来はもう少し長く、家康の人生観がよく反映されている素敵なものなのですが、長くなるので今回はこの部分だけのご紹介です。意味は「足りないほうが、足り過ぎるよりも優っているのだ。」
【加藤清正】
人は一代、名は末代、天晴武士の心かな
熊本城を築城したことで有名な加藤清正。そんな彼が残した言葉です。
意味は「人の体は一代で滅びる。しかしその人が行った業績は永遠に残る。今の一瞬ではなく、未来に名前を残せ。それが優れた武士の心構えだ。」
【長宗我部元親】
一芸に熟達せよ 多芸を欲張るものは巧みならず
四国の戦国大名、長宗我部元親の言葉です。
意味は「いくつもの技を身につけようとしても中途半端になってしまう。一つの技に秀でる者のほうが役に立つ」という意味です
【今川義元】
昨日なし明日またしらぬ人はただ今日のうちこそ命なりけれ
桶狭間の戦いで信長に敗れたことで有名な今川義元が詠んだ短歌です。
意味としてふたつの説があるようです。
「過去の経験を活かさず、先のことまで考えられないようではダメ」「過ぎたことや先のことよりも今がすべて」