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2023/03/22 19:00

東北の戦国武将、伊達政宗。東北を統一するほど武勇に優れた武将ですが、今回は武勇以外での彼の成したことを紹介します。



①仙台の基礎を作った

現在の宮城県の県庁所在地、仙台市。そんな仙台の基礎を作ったのは伊達政宗です。関ヶ原の戦いの後、政宗は仙台城を築城します。江戸時代に入り初代仙台藩の藩主になった政宗は、城下町の発展・整備に力を入れることとなります。具体的には治水工事・新田開発、更には味噌の量産施設を日本で初めて作るなど、現代まで続く仙台の基礎を作り上げました。

②日本で初めて欧州との外交を行った

江戸時代初期。スペインがカトリックの布教許可を求めて来日しました。日本の植民地化を恐れた家康はこれを拒否。しかし政宗は家康に許可を得て欧州に使節を派遣しました。「慶長遣欧使節」と呼ばれているこの使節の目的は様々な説がありますが、当時東北を襲った津波被害からの復興の為、海外貿易や造船技術の獲得が目的だったのではないかというものがあります。ですがその後、キリスト教禁教令の影響を受け、スペインとの交流が行われることはありませんでした。

③「伊達男」という言葉の由来

豊臣秀吉に謀反の咎をかけられた伊達政宗は、その疑いを晴らすべく白装束の格好で入京した。
それ以来、民衆は「派手ないでたちの者」を「伊達者」と呼ぶようになったとのことだ。
また、この言葉は江戸時代以降の文献に頻出するようになり、その際に「派手な振る舞いをする男」や「粋な男」という意味で用いられていた。
もしくは、オシャレで格好良かった仙台藩主伊達政宗に、「男立て」という言葉が結びついたものとも言われています。